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 J・R・R・トールキン／J.R.R.Tolkien　
・『ホビットの冒険／The Hobbit』
・『指輪物語／The Lord Of The Rings』
トールキンは、ホビットを主役とし、魔法使いやその他の不思議な生き物たち
を描いた「中つ国」と呼ばれる架空の世界を舞台にした一大ファンタジーを創
作した。


 C・S・ルイス／C.S.Lewis
・『ナルニア国物語／The Chronicles Of Narnia』
子どもたちの目を通じて、長い歳月の善と悪の戦いを探求する傑作シリーズ。


 T・A・バロン／T.A.Barron
・『The Lost Years Of Merlin』
伝説的な魔法使いマーリンの子どもの頃の冒険談。作者はマーリンの真の姿を
追及するとともに、若い魔法使いの人生を書き綴っている。


 ジョン・ベレアーズ／John Bellairs
・『壁の中の時計／The House With A Clock In Its Walls』
両親が死んだ後、おじさんの家に引き取られたルイスは、やがておじさんが魔
法使いであることを知る。そして、おじさんの家の壁に隠してある時計が、世
界の終りの時を刻んでいることを発見する。


 エドワード・イーガー／Edward Eager
・『魔法半分／Half Magic』
四人のきょうだいが不思議な魔法のかかったコインを手に入れた時、彼らの望
みがかなう─しかし、真実は半分だけ─そして、素晴らしい冒険が始まる。


 エヴァ・イボットソン／Eva Ibbotson
・『The Secret Of Platform 13』
魔法の島から誘拐された王子は、９年ごとに開く入り口を通ってのみ出入りが
できる。門が再び開くとき、王子を取り戻すべく救助隊が出かける。


 マデリーン・ルイングル／Madeleine L’Engle
・『A Wrinkle In Time』
ＳＦ、ファンタジー、冒険物語の要素が合わさった1963年のニューベリー賞受
賞作。子ども達が父親を探す物語。


 ゲイル・カーソン・レヴァイン／Gail Carson Levine
・『Ella Enchanted』
自分の意志に反して、服従の魔法をかけられたエラは、他人の望みを受け入れ
るようになる。そして、彼女自身も強い意志を持つようになる。

 ピアズ・アンソニー／Piers Anthony
・『魔法の国ザンス／The Magic Of Xanth Series』
バシリスクとドラゴンとケンタウルスの世界ザンスに住む者は、様々な目的の
ために、その不思議な能力を用いている。良いことにも、悪いことにも。


 マリオン・ジマー・ブラッドリー／Marion Zimmer Bradley
・『The Mists Of Avalon』
アーサー王の異父姉であり、グウィンヘファーの女王モーゲインの、女性の視
点から語られたアーサー王伝説。


 ダイアン・デュアン／Diane Duane
・『魔法使い（ウイザード）になる方法／So You Want To Be A Wizard』
ガキ大将グループにいじめられている２人は、学校の図書館に閉じこもり、魔
法使いになるための本の中に、問題の答えをみつける。


 デーヴィッド・エディングス／David Eddings
・『The Belgariad Series And The Mallorean Series』
果たされるべき予言。それがこの２つのシリーズを物語る力となっている。


 フィリップ・プルマン／Philip Pullman
・『黄金の羅針盤／The Golden Compass』
・『神秘の短剣／The Subtle Knife』
・『琥珀の望遠鏡／The Amber Spyglass』
少女ライラは孤児で、オックスフォード大学に住んでいる。子ども達を誘拐す
る話を知ったライラは、彼らを救い出すために、別の宇宙の存在を知る。


 T・H・ホワイト／T.H.White
・『永遠の王─アーサーの書／The Once and Future King』
魔術師マーリンは、ウォートという少年の指導者として仕えていた。ウォート
は成長してアーサーと名乗り、のちのイングランドの王となる。


 パトリシア・C・ヴレーデ／Patricia C.Wrede
・『The Enchanted Forest Chronicles』
シモレーヌ王女は、ドラゴンや魔法使いの住むおとぎ話の中でのみ、自分自身
を見出すことができると感じ、王族の堅苦しい生活から衝動的に逃げ出す。


 アーシュラ・K・ル・グイン／Ursula.K.Le Guin
・『ゲド戦記／A Wizard Of Earthsea―The Fiarst Book Of Earthsea』
『影との戦い』『こわれた腕輪』『さいはての島へ』『帰還』の四部作。
アースシーとよばれる多島海を舞台にした、大魔法使いゲドの修行時代から老
年にいたる成長物語。

 








参考文献
『Collector's Value Guide─Harry Potter Collectibles』Premiere Edition
『アーサー王と円卓の騎士』ローズマリ・サトクリフ
『ギリシア神話』石井桃子編・訳